チョークアート、早く上手くなりたいなら苦手は練習しないほうがいいって話

チョークアートで描いた犬の画像

チョークアートの技術を磨くため
皆さん日々練習を重ねて
いることと思います(*^^*)

しかし、与えられた時間は皆平等。
1日24時間。

努力するにしても、
効率良く練習をしないと、
限られた時間が勿体ない!

さて、
あなたは何から練習しますか?

目次

苦手は克服しなくていい

苦手は克服しなくていい

多分、真逆の考えで頑張ってるひとが
多いんだと思います。

プロたる者、苦手は克服すべし!
的な(^▽^;)

だって、お客さんから
オーダーきた時困るし…

確かに、それは一理あります。

でもね、苦手な分野って、
ホント上手く描けないんですよ。

上手く描けないからモチベ下がるし
なかなか進まないし…

描けても納得いかない作品になって
やっぱりダメだってなって、
でも練習しなきゃ…

で、
吹き出しに戻る負のルーティン(^^;)

苦手意識のあるものは、
頑張ってみても
なかなか上手く描けません(T_T)

ただただ時間だけがかかる
それって、
すんごく効率悪いと思いませんか?

得意なものを描いてるほうが、
効率良く上達できる

得意なものを描いていると、
「楽しい」感覚でかけますよね。

楽しいとやる気も上がるし、
スピードも速い。

出来上がった作品に達成感が得られ
上手く描けたと実感できる。

このサイクルで回すことが
上達を目指すものには
とっても大事なことなんです(*^^*)

もちろん、まだ得意分野が
どれで苦手分野がどれか
が分からない

といった初期の頃は
まずは全体的に描いてみるべき。

描いていくと、どんなものが得意で
どんなものが苦手なのか
がちゃんと分かってきます(*^^*)

苦手かな?と思っても
この先の自分の活動で
「これは絶対必要になる」
と感じたものや

描いてみたいな。
意欲がわいたもの
やっておくべき。

根本的に好きじゃない、
なかなか上達しない、
と思うものは

無理に描かなくてもいい
です。

私たちは絵を描く者です。
絵は気持ちに左右されます。
嫌なものは「」が出てしまい
それは作品に現れてしまいます。

あと、
レベルを飛び越えたもの
もやるべきではないです。

↑これを無理にやろうとすると
気持ちも効率下げるだけです(^^;)

階段は飛び越えず
一段ずつ、確実に登る
ゆっくりなようでも
得られる成果は大きくなる

練習の優先順位は?

要は、その苦手分野で
オーダーを取ろうと思わなければ
いいだけの話。

苦手なオーダーがきたら
自信ないのに無理して受けずに、
お断りしたらいいんですよ。

何が何でも受けなきゃ💦
なんて思うことないんです。
そんなだとお客さんへの対応でも
自信ないのバレバレ
になってしまいますよ(^▽^;)

逆に、
それを得意としている作家さんを
紹介してあげるくらいでいい

と、考えれば楽で
結果
そのほうがお客さんも幸せです(*^^*)

「苦手なものも、プロなら
全部描けなきゃいけない(>_<)💦」

なんて考えちゃうから、
怖くて活動できなくなってしまう。

苦手なものを求められて
自分が満足できないものを
お渡しするのはお互い嬉しくないし
自己肯定感を下げることに
なってしまいます。

これは絶対に避けたいこと。

お客さんもその時は
ありがとう
と言ってくれるかも知れないけど

後から
「他の人に頼めばよかった」
なんて思われてしまうかも知れない。

だったら最初から
自分の得意とするもので
オーダーを受けるように
していけばいいんです

苦手なものは得意なひとに任せる

自分は自分の得意なものを
自分の「画風」として
「売り」として

それを全面に出して
それが好きだ
言ってくれるお客さんが
自然に集まるような
そんな仕組みを作る。

そのための準備として
自分が描いてて好きなもの

自分の画風がどういいう系統なのか
得意なものが何なのか

を 把握していくことが
重要だってことが分かりますね(^-^)

それが分かってきたら
自分の「得意分野」として
自信を持って言えるように

得意分野とにかく描く!

です(*^^*)

自分の専門性を見つける

今の時代、どんな情報もネットで
いくらでも調べることができます。

自分の苦手分野を求めてるお客さんは
それを得意として描いてる人を
ちゃんと調べて
そっちにオーダーします。

お客さんだって同じ値段を払うのなら
より上手く描いてくれる人に
お金は払いたいからね。

なんでも食べれるファミレスは
低価格だけどあんまり美味しくない。

ってことは誰でも周知のことです。
美味しいお蕎麦が食べたい!
って思ったら
ファミレスで食べるより
多少価格が上がっても
ちゃんとしたお蕎麦屋さんで
食べたいよね?

洋風なお店の前に
「手打ち蕎麦」って旗を
いくらパタパタさせてても
魅力は感じないよね。

隣に茅葺屋根に水車なんて回ってる
お蕎麦屋さんがあったら
即、そっちに入る。

専門性を感じ
「ここなら美味しいお蕎麦が食べれる」
って思うから。

美味しいお蕎麦を食べたいって
心に刺さるわけです。

だけど、大抵のひとは
たくさんの人に気づいてもらえるように

なんでもできます!
なんでも描きます!

ファミレス状態で売り出してしまう

だけど 残念ながらお客さんは

なんでも描いてほしいワケじゃない。

「美味しいお蕎麦を
 食べさせてくれるひと」
「○○を上手に描いてくれるひと」

自分の欲求を満たしてくれるひとを
探してるんです。

誰にでも向けた言葉は
結局 誰の心にも刺さらないのです。

バラを描いてほしいのに
私、車だって描けるんですよ!
なんて言われても興味ない。

花を描く専門です!
バラは
得意分野です!

と言ってる人に描いてほしい
この人ならって任せたくなる。

的を絞って訴えたほうが
それを求めてるひとには
深く刺さります。

ファミレスよりよっぽど。

堂々と自分の得意で売り出すこと。
苦手も一緒に売ろうとするから
自信も信頼もなくしちゃう。

苦手も得意も、お金をいただくレベルまで
描けるようになるにはとんでもない時間と
労力が普通にかかります。

得意分野に特化して
とにかくそれを伸ばして
自信をつけることが先決

プロとして活動していくのであれば
それがあなたの「武器」になります。

まずはひとつでも構わないので
これなら負けない!
というものが持てるよう

自分の得意なものを見つけ
それを伸ばす練習をしましょう。

得意を伸ばせば他も伸びる

ひとつ面白いのが
得意分野を練習していれば
実は苦手分野も
自然に上達するって事実(*^^*)

久しぶりに苦手分野を描いてみたら
知らない間に描けるようになってた

ということになるんです(*^^*)

それは、指とパステルの扱いや
デザインやデッサンの技術を
得意分野だろうが
苦手モチーフだろうが
そんなものに関係なく

「描くために必要な練習」
としてこなしてるから。

得意分野を練習していれば
 嫌でも上達していく

次はこんなの、
その次はこんなの

と徐々に
ステップアップしていってるので
気づけば全体のレベルが上がってる。

ということに必ずなるんです(*^^*)

なので、苦手分野をわざわざ選んで
しんどい思いしながら練習しなくても
好きな分野をどんどん描いていけば
自然に全体の「描く」レベルが
上がっていく。

その得意分野をアピールしていくことで
それを求めてるお客さんにも
出会いやすくなり

好きな分野で自信を持って
オーダーを受けれて
描いてるうちにレベルアップできれば
さらに得意分野が増えていく。

そう考えると、苦手分野で
もたもたしてる場合じゃない!

って思えるでしょ(*^^*)

「好きを仕事にする」ってホントは
ここまで細分化できてからの話。

絵を描いてお仕事にできたらいいなぁ
では、的が広すぎなんです。

苦手分野で怖い思いしながら
やるお仕事は決して
「好き」を仕事にしてないからね(*^^*)

もちろん、どの分野を伸ばすにしても
人を惹きつけるまでには
練習、努力は必ず必要です。

そこを理解したうえで
得意分野を伸ばしていきましょう。

あとがき的な話

じつはこの話
うちの息子が高校受験のとき
塾のおじいちゃん先生から
教わったことでした。

息子は数学がズタボロで
なんとかして~!とお願いしたら

国語と英語はなんとか平均点だったので
まずはそこから伸ばすべき
と教えてもらいました。

点数が上がりやすい
得意なものから始めることで
結果が出やすく

結果が出ることで自信がつき
勉強することへのモチベが上がる。

苦手な数学をやるのはそれから。
すでに
「勉強の仕方」が分かっているので
苦手な数学も伸びやすくなっている。

この「人を伸ばす方法」
目標にしてた学校より
ひとついいところへ
進学することができました(*^^*)

勉強以外のことでも
このおじいちゃん先生には
親子共々
いろいろ教えてもらいました。

チョークアートでも
人を育てるいう部分は一緒。

あの時の先生の言葉が今
私を、生徒さんを育ててくれてます。

もう会うことは出来ないけど
「恩師」という言葉からは
このおじいちゃん先生を思い出します。

感謝の一言です。

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この記事を書いた人

「自己犠牲」と「親切」を履き間違えて売上を上げれないでいる
お人好し先生に向けて
自分が幸せになることで、幸せなひとが増えていく。

やり甲斐と収入が得られ、人生を豊かにする教室づくりをお手伝い
お人好し先生の小さな教室を立て直す専門家として活動しています。

・NLPマスタープラクティショナー
・小さな教室の教科書
・チョークアートカレッジ代表

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