チョークアート、楽しく描けなくなってしまいました…どうしたらいい?

チョークアートを習い始めの頃は楽しく描けていたけれど、
「最近、描いてて楽しくない…」
ある程度続けていると、そんな風に描く気がなくなってきてしまう…

今日はそんな描くことが楽しくなくなって描けなくなてしまう。
その原因は成長を感じる仕組みにあります。

また楽しく描けるようになるための「やる気」スイッチの入れ方
のお話を今日はさせてもらおうと思います(*^^*)

この記事を読んでほしいひと

・周りと比べて落ち込んでしまいがちな人
・最近描くのが楽しいと思えなくて行動が止まっている人
・自分の成長が感じられず違うものに逃げ口を探してしまっている人

目次

最初はだれでも楽しいもの

チョークアートカレッジとして活動をしていると、
公式LINEからいろいろと相談やお悩みを受ける機会が多いのですが、
そのやり取りの間に、たまに聞かれるこの悩み。

誰でも新しいことを始めたばかりの時はウキウキわくわくします。
好奇心が刺激され、これからの自分の変化に期待している時なので努力も惜しみなくできる時です。

やり始めの頃は小さなステップから入るので、すぐにクリアできるのと
「これからどんどん上達する」という期待感で次へ次へと進みたくなります。

ひとは常に成長を求める生き物です。
クリアした時の達成感を常に求めています。

小さなステップをどんどんこなしていけば達成感を感じられ
成長を実感できます。
やり始めの頃は「知らないコトをこなした」「新しいコトを知った」
という知識に触れたことで達成感を感じることができるので
成長も早く感じられて楽しい時期です。

楽しくなくなるメカニズム

しかし、その状態に慣れてくると次第に成長が感じられなくなってきます。
目も肥えてくるので、他の人と比べて出来てないところが見えてきたり
憧れの作家さんの作品とのギャップに落ち込んだりしてきます。

そうなってくると、今度は気持ちが急いてきてしまい
数をこなすように練習してみるものの、ギャップの縮まりを感じられず
達成感も成長の実感も得られなくなり
描くこと自体が楽しくなくなってきてしまいます。

こうなってくると、出来ない自分を見せつけられているような
苦しい気持ちにさえなってきてしまい
やるたびに気持ちが下がるので、やりたくない気持ちに拍車がかかります。

沈んだ気持ちのままではいられないので
突破口を求めて何かしら違うものをまた始めてみたりするのもこの頃です。

新しいことを始めると、また最初の成長感、達成感が楽しくてまた夢中になり、
ある程度進んだところで同じように行き詰まりを感じる。
そんなことを繰り返している人はたくさんいます。

人は成長が感じられなくなったものには魅力を感じなくなり、
ある程度のところで「これは私には向いてなかった」と結論づけてしまうのです。

これは意思が弱いという問題ではなく、脳の作用によるものなんです。

人間の脳はストレスをとても嫌います。
やってもできない。というストレスを避けるために
「私には才能がないから仕方ないんだ」という出来ない理由を見つけて
諦めさせようとします。

私たちの「やる気スイッチ」を隠してしまうのは実は
ストレスから実を守ろうとする脳の仕業だったんです。
こうなるともうやる気スイッチも探したところで見つかりません…

ではどうしたらいいのか。
おとなしくこれまでやってきたことを放棄して諦めるのか?

楽しくないものを続けることはできないものです。
仕事であれば責任や報酬、そういったもので乗り越えられても、
まだそこまでの域に達してなければ
苦でしかないものにひとは労力を割くことは出来ません。

もう一度「楽しさ」を感じるために

楽しいを実感するには成長を実感すること、達成感を感じること。
そのために今の状態を再確認してみましょう。

●他の人と比べて出来ていないところばかり見てませんか?
比べる相手が大きすぎてませんか?
圧倒的な差ばかりを見ていても何も好転しません。

比べる相手を間違えないように気を付けましょう。
比べるべきは過去の自分。

一カ月まえよりどう進化したのか、小さな一歩を見逃さず拾っていくのが
成長を実感することになります。
今の自分は過去の自分より確実に進化しているはずです。

●大きな目標そのままを目指して疲れてませんか?
目標は細分化してはじめて達成できるものになります。

大きすぎると今すぐなにをやるべきかが分からなくなりすぐ挫折してしまいます。
小さく細分化してちょっと頑張れば達成できる、くらいの目標を
いくつも組んでいきましょう。

●苦手なものばかり練習してませんか?
苦手モチーフを描いていても成長率が悪いです。
負のサイクルに陥ってしまい楽しくなくなってしまいます。

上達を実感するためには得意なものこそ練習し突出させるべきです。
そこそこのものを揃えるより、突出したものを1つ持つことで自信になり
成長サイクルが好転します。

●ひとりで考え込んでしまう
分からないところを自分ひとりで解決しようとうんうん唸っていても
答えはなかなか見つかりません。
どんなに考えても自分の知っている範囲でしか考えられない
知らないことを思いつくことは無理です。だって知らないのですから。
知らない次元のものは答えを出しようがないのです。

そんな時は誰か知っている人に聞く。
ひとりで悩んでいても結果がでなかったことが、
知っているひとに聞くことですぐ解決策が分かったりします。
相談できる先生や仲間との繋がりは成長を助けてくれますよ。

今、楽しく描けていない…という方は
ぜひこういったことに目を向けてください。

闇雲に数をこなしているだけでは問題は解決しません。
達成できないのでは成長も実感できず、どんどん楽しくなくり
描けないループにハマってしまいますよ。

叶えられる目標に細分化してみよう!

まずは3年後に目標を設定して、そこから逆算で細分化してみてください。

3年後の目標を叶えるには2年後にどうなってないといけないか
2年後そうなっているには1年後までにどうなっているべきか
1年後にそうなら半年後はどこまで?
半年後にそうなら3カ月後は?
3カ月後にそうなら1カ月後は…と考えていくと
大きな目標も今すぐできるくらいのものになっているはずです。

ポイントは楽に出来ちゃうものではダメです。達成感も成長も感じられません。
無理しすぎるものでもダメです。挫折します。
ちょっと頑張れば出来そう。くらいの目標まで細かくしてみてください。

小さな目標をクリアしていくことで達成感を得られ、
成長が感じられ楽しく続けていくことができます。
自己肯定感が上がり、自信に繋げることができますよ。

今よりひとつ上のステージを目指したい!という方はぜひ試してみてくださいね。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

「自己犠牲」と「親切」を履き間違えて売上を上げれないでいる
お人好し先生に向けて
自分が幸せになることで、幸せなひとが増えていく。

やり甲斐と収入が得られ、人生を豊かにする教室づくりをお手伝い
お人好し先生の小さな教室を立て直す専門家として活動しています。

・NLPマスタープラクティショナー
・小さな教室の教科書
・チョークアートカレッジ代表

目次