【教室改善】オリジナル講座がないと困る3つの理由

アート・クラフト・カルチャー系のお教室講師の方から
「本講座へのお申込みがない…」
という相談をよく受けます。

体験や低額の単発レッスンには来てもらえているのに
その先の本講座へのお申込みに繋がらないという悩み。 

よくよく聞いてみると
講座が売れないのではなく「売ることができていない」という状態です。
あなたにもそんな悩みはありませんか?

本命商品になる本講座をなぜ売ることができないのか?

この記事では売ることができないその心理と、
オリジナル講座がないことで起こっている問題に気づくことができます。

ぜひ最後まで読んでいただき、
オリジナル講座を作るきっかけにしていってほしいと思います。

目次

困る理由その①
売上をコントロールすることができない

売れない現状

「体験や単発レッスンには来てもらえているけれど本講座に申込んでもらえない…」

今、私が開講している「自分教室の創り方講座」は
今期で3クール目になるのですが
どの期でもこれと同じようなお悩みを持っている先生が多いです。

どの先生も協会で資格を取ったあと
協会のカリキュラムを本命講座として持っているのですが
皆さん、その本命講座をお勧めすることができず…
要はセールスすることができずに

ホームページやアメブロに
本命講座がただ「置いてある」という感じです。

自分からお勧めすることができずに
相手のほうから「欲しいです」と言ってもらえるのを待っている状態です。

これでは売れるかどうかは「相手次第の運任せ」になってしまい
教室の売上げをコントロールするどころの話ではなくなってしまいます。

せっかく体験や単発レッスンに生徒さんが来てくれても
次につなげる講座をお勧めできないのでは
チャンスを逃してしまうことになり非常に勿体ないです

嘘をつきたくない心理

「どうせ買ってくれないだろう」
「高いものだし、なんだか申し訳ない」
「断られたらどうしよう」
「嫌われたくない」
そんな思いがぐるぐる渦巻いて、
結局お勧めすることができなくなってしまうようです。

ではなぜ、お勧めすることができないのでしょう?

ひとことで言うと「自信がないから」
本講座になるとコース制のものが多く、ある程度の受講料にもなってきます。

それだけの受講料を払ってもらえるだけの自信が持てていないんです。

「自信」は技術の問題もありますが、
セールスの時点で重要になるのは
その本命講座に自分自身がどれだけ情熱を持っているか、
が大きな問題になってくるんです。

「これはめちゃくちゃいい講座なんです」
「こんなの他にないです」
本気でそう思っていなければ、ひとに勧めることは出来ません。

ひとは本来嘘をつかず、誰もが正直に生きていたいと思う生き物です。
自分が本当にいいと思えなければ勧めることが苦痛になってしまうんです。

だからホームページやアメブロの片隅に置いておいて
相手の方から欲しいと言ってきてもらえるのを待つだけの状態を続けてしまうんです。

このままではいつまで経っても売上をコントロースすることはできません。

しっかりと自信を持ってお勧めできるオリジナル講座を持って
体験をお申込みに繋げるチャンスの場とし、
教室の売上げをコントロールできるようになりましょう。

困る理由その②
譲り受けた講座では「キモになるもの」が欠けている

自信の「理由」

ひとつ目の「自信を持ってお勧めできる講座」に繋がる話ですが
自信を持ってひとにお勧めしていくためには、その「理由」が必要です。

自分が自信を持っている理由
そのひとにお勧めできる理由

この「理由」を「自分の言葉」で語ることができること。
これが大事な「キモ」になる部分です。

この講座がなぜいいのか?
ひとつひとつの課題の重要性や、必要性
なぜこの手順なのか
なぜこの講座があなたにお勧めなのか
受講することでどう変われるのか
どんないいことがあるのか

そして
「なぜこの講座を作ったのか」

この理由を語れるのは講座を作った本人だけです。
譲り受けた認定講師は、その講座を学んできた過程は語れますが
苦労して創り上げた「想い」や「信念」、「努力」を
情熱をもって語ることは出来ません。

本気でお勧めできないのは、そういった情熱の元になる
「開発ストーリー」を持っていないからなんです。

相手の欲求を引き出すもの


「欲しい!」「やりたい!」という欲求を引き出すためには
相手の感情をどれだけ動かすことができるか、にかかってきますが
口先だけの決まり文句では相手の感情を動かすことはできないんです。

私たちの商品である「講座」は目に見える物でも、
触って確かめられる物でもありません。
欲しい結果が必ず手に入る、という保証があるものでもないです。

だからこそ、信じてもらうしかない。
信じてもらうためにどれだけその講座のことを語れるのか。

開発者にしか語れないストーリーこそが
相手の心を動かす重要な「キモ」になるんです。

困る理由その③
他に埋もれてしまう

あなたは透明人間⁈

さて、協会認定のカリキュラムで活動をされている先生の皆さんに質問です。

そのカリキュラムで活動している同業の先生は何人いると思いますか?
その中で他との違い、自分を選んでもらう理由がちゃんと言えますか?

多くの講師の方はそれを言うことができていないようです。
その状態ではいくらTwitterやFB、インスタに毎日投稿していたとしても
ブログを頑張って投稿していたとしても

他と何ら変わりがないのであれば相手の目に留まることはありません。
他と同じでは埋もれてしまって存在に気づいてもらうことができないんです。

気づいてもらえなければ存在しないのと同じ、透明人間と同じなんです。

とんがりを作る

未来の生徒さんになってくれるひとの目に留まり
記憶に残していくことができなければ教室に来てもらうこともできません。

大事なのは「とんがり」を作ること。
他との違いを見せていくことで、
真っ平な中にとんがりを作ることができていきます。

とんがりを作ることができれば、気づいてもらえ、
その違いが記憶に残っていきます。

そのとんがりがターゲットに刺さる魅力的なものであれば
より鮮明に記憶に残していくことができていきます。

オリジナル講座を持つことで、そのとんがりを作ることができるんです。

まとめ

アート・クラフト・カルチャー系の教室でオリジナル講座がないと
困る理由3選を記事にしました。

①売上をコントロールできない
②譲り受けた講座では大事な「キモ」が欠けている
③他に埋もれてしまう

オリジナル講座を持つことでこの3つの問題を改善することができます。

講座をお勧めすることに抵抗がなくなり
体験会から自然な流れでオファーすることができるようになり

自分だけが語れる開発ストーリーに共感と信頼が生まれ
「この先生のところで学びたい」と思ってもらえるようになるので
売上を自分軸でコントロールしていくことができていきます。

そして、他との違いを持つことで、SNSで埋もれてしまわずに
未来の生徒さんに見つけてもらえるようになります。


オリジナル講座を作るのは大変ですが、
教室の立て直しを考えるのであればそれが一番の近道になります。
他と同じ講座を売っていくのは、楽なようで実は茨の道なのです。

とりあえず「今できること」をする。
という言葉で逃げてしまわずに、今何をするべきかを
しっかり考えて未来の成果に繋がる行動に変えていけるといいですね。

1年後をどんな未来にするのかは今の行動次第ですよ。

まずは自分の「強み」「得意」を
オリジナル講座へどう組み込むことができるか
可能性を拡げることから始めていきましょう。

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この記事を書いた人

「自己犠牲」と「親切」を履き間違えて売上を上げれないでいる
お人好し先生に向けて
自分が幸せになることで、幸せなひとが増えていく。

やり甲斐と収入が得られ、人生を豊かにする教室づくりをお手伝い
お人好し先生の小さな教室を立て直す専門家として活動しています。

・NLPマスタープラクティショナー
・小さな教室の教科書
・チョークアートカレッジ代表

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